[ベルリン 24日 ロイター] - S&Pグローバルが24日発表したドイツの10月の総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は44.1で9月の45.7から低下し2020年5月以来の低水準となった。エネルギー価格の高騰が響いた。
製造業PMIは47.8から45.7に低下し2年半ぶりの低水準。需要減退も下押しした。
サービス部門PMIも45.0から44.9に低下した。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのエコノミクス・アソシエイトディレクター、フィル・スミス氏は「PMI速報値は、ドイツの企業活動の落ち込みが第4・四半期に入り加速していることを示す。景気後退が迫っている兆しが一段と強まった」と述べた。