[上海 24日 ロイター] - 中国税関総署が24日公表した9月の半導体輸入は前年同月比12.4%減の476億個となった。対米関係の緊張と半導体不足を背景に輸入の減少が続いている。
1─9月の輸入は4171億個と前年比12.8%減少した。
昨年は世界的な半導体不足に加えて、米中間の半導体技術を巡る摩擦が強まったことから、多くの中国企業が在庫の確保に動き輸入が急増した。
国家統計局のデータによると、9月の国内半導体生産は前年同月比16.4%減の261億個となった。1─9月は10.8%減の2450億個だった。