[ソウル 21日 ロイター] - 韓国税関当局が21日発表した1月1─20日の輸出は前年同期比2.7%減少した。ただ、減少ペースは昨年12月よりも小幅にとどまった。
昨年12月は最初の20日間に前年比9.0%、月全体では9.6%落ち込んでいた。インフレ抑制に向けた積極的な政策引き締めを背景に世界の需要が冷え込んだことが背景。
1月1─20日の輸出は中国向けが24.4%減少する一方、米国向けは18.1%増加した。
輸入は前年比9.3%増。この期間の貿易収支は102億6000万ドルの赤字となった。
昨年12月の貿易赤字は46億9000万ドルだった。