サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

メキシコのトウモロコシ輸入制限、米が「深刻な懸念」表明

発行済 2023-01-24 11:23
更新済 2023-01-24 11:28
© Reuters.     米通商代表部(USTR)のタイ代表(写真)は23日、メキシコ当局者との会談で同国の農業分野におけるバイオテクノロジー政策に「重大な懸念」を伝えたと明らかにした。資料写

[ワシントン 23日 ロイター] - 米通商代表部(USTR)のタイ代表は23日、メキシコ当局者との会談で同国の農業分野におけるバイオテクノロジー政策に「重大な懸念」を伝えたと明らかにした。

メキシコによる米国からの遺伝子組み換えトウモロコシの輸入制限を巡り、両国の対立は深まっている。メキシコのロペスオブラドール大統領は2020年、健康への懸念を理由に遺伝子組み換えトウモロコシや農薬を使ったトウモロコシの輸入を24年までに段階的に制限する考えを示した。

© Reuters.     米通商代表部(USTR)のタイ代表(写真)は23日、メキシコ当局者との会談で同国の農業分野におけるバイオテクノロジー政策に「重大な懸念」を伝えたと明らかにした。資料写真、2022年12月、メリーランド、代表撮影(2023年 ロイター)

米当局者はこの問題を協議するためメキシコを訪問。タイ代表は声明で「この問題が解決されなければ、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)に基づく権利を行使するための正式な措置を含め、全ての選択肢を検討する」と述べた。

「メキシコが示している方針は科学に基づいておらず、数十億規模の二国間農産物取引を混乱させ、米国の農家とメキシコの家畜生産者に深刻な経済的打撃を及ぼし、生産者の気候・食糧問題への対応を後押しする重要なイノベーションを制限する」と指摘した。

メキシコは米産トウモロコシの主要輸入国で、毎年約1700万トンがメキシコに出荷されるが、その大半が遺伝子組み換えトウモロコシで飼料用に使われている。メキシコは飼料用の遺伝子組み換えトウモロコシの輸入を継続するとしている。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます