[北京 13日 ロイター] - 中国税関総署が13日発表した3月の銅輸入(未加工銅と銅製品)は前年比19%減の40万8174トンだった。
国内生産が増加したほか、国際価格の上昇で輸入が減少した。
中国では昨年末に新型コロナウイルス規制が解除され、銅需要が急増するとの期待が浮上していたが、実際には需要低迷が続いた。
中国国家統計局の3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.9となり、2月の52.6から低下。不動産市場不安や世界的な需要低迷を背景に、新型コロナウイルス禍からの景気回復期待が揺らいでいることを示唆した。
第1・四半期の銅輸入は前年比12.6%減の130万トンだった。