[25日 ロイター] - 米家電量販大手ベスト・バイが25日発表した第1・四半期(2─4月)決算は、既存店売上高が10.1%減少したが、アナリスト予想平均(10.3%減)ほど落ち込まなかった。
また、通年の売上高・利益見通しを据え置いたほか、インフレによる販売不振が年内に底打ちするだろうと見通し、株価は3.1%高で引けた。ベストバイの株価は年初来で約14%下落している。
第1・四半期の売上高は94億6700万ドル。リフィニティブによると、調整後の純利益は1株当たり1.15ドルで、アナリストの予想平均である1.11ドルを上回った。
第2・四半期の既存店売上高は前期比6─8%減少すると予想した。
コリー・バリー最高経営責任者(CEO)は「顧客は明らかに慎重になっており、高インフレに対処し続ける中で妥協の決断を行っている」と述べた。