[ベルリン 30日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が30日発表した7月の輸入価格は前年同月比13.2%下落し、1987年1月以来の大幅なマイナスとなった。ウクライナ戦争を受けて前年の価格が上昇していたことに伴うベース効果が主因という。
アナリストは13.1%下落を予想していた。
前月比は0.6%下落だった。
前年比で見ると、エネルギー輸入価格は47.4%下落。エネルギー価格を除いた輸入価格は3.1%下落だった。
ドイツ経済は多くの中間製品や原材料を海外から調達しているため、輸入価格の下落は遅れて一般的なインフレ率に影響を与える。