(文中に説明を補足しました。)
[東京 31日 ロイター] - 経済産業省が31日に発表した7月の商業動態統計速報によると、小売業販売額(全店ベース)は前年比6.8%増と、17カ月連続でプラスとなった。値上げで飲食料品やガソリンの販売額が伸びたほか、猛暑の影響で衣類やエアコンなどの販売が増加した。
ロイターの事前予測調査では5.4%増が予想されていた。
業種別の前年比ではその他小売業が11.0%増、自動車が8.1%増、飲食料品が8.0%増、百貨店などの各種商品が6.3%増などだった。
業態別は百貨店7.6%増、スーパー5.2%増、コンビニ5.2%増、家電大型店5.0%増、ドラッグストア10.2%増、ホームセンター5.2%増だった。
外出機会が増加し、医薬品・化粧品などを押し上げた。自動車は半導体不足で納車が遅れた昨年の反動で販売が増加した。
*経産省の発表資料は以下のURLでご覧になれます。http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/index.html
※小売業販売額に関連する過去の記事は[JPRSLS=ECI]をダブルクリックしてご覧下さい。
(竹本能文)