高見沢サイバネティックス {{|0:}}は、チケット(T)、紙幣(B)、硬貨(C)、カード(C)処理技術のキーワードである「T.B.C.C.エキスパート」という事業方針のもとで各部門の連携による製品開発を実施し、「システムトータルプロデュース」と呼ばれる独自の販売体制で総合的な環境構築へのニーズにまで対応している。 交通機器、メカトロ機器、特機機器の製品及びシステムの開発をてがけており、具体的には全国の鉄道事業者様向けに出改札機器を中心とした駅務機器、金融・流通向けメカトロ機器製品（印刷、紙幣、硬貨、カードの関連機器）、公共施設、各自治体、一般企業等向けにゲート関連機器の入退場管理システムのほか、駐輪場管理システム、防災計測システムといった特機機器など。
また、ニュービジネスの取組みとしては、ホームドア事業に注力している。
2016年3月より相模鉄道横浜駅に採用されることが決まっているほか、３本のバーが上下方向に動いて開閉する新しいタイプのホームドアも今年３月よりＪＲ東日本八高線拝島駅に設置されており、今後の展開が期待されている。
2016年3月期は売上高で前期比10.0%増の119億円、経常利益で同19.4%増の3億円が見込まれている。
今後は交通システム機器でホームドア関連事業の確立、メカトロ機器でアジア市場を中心にした各種ユニットの海外展開、特機システム機器でパーキングシステムの主要都市での拡販強化、入退場管理システム、セキュリティシステムの機種・機能充実による展開強化、防災計測システムの海外を含めた新市場参入強化などに注力する。