午後の取引でユーロ売りが強まっている。
対ドルでは1.1075ドル付近から1.1052ドルまで、ユーロ・円は137円85銭付近から137円60銭付近まで下落した。
邦銀関係者によると、前週の人民元基準値切り下げの影響で、リスク回避のため資金がユーロに向かった。
しかし、今週に入って人民元相場が落ち着きを取り戻していることで、市場の関心は再び米金融政策に向かっており、ユーロ売り・ドル買い、ユーロ売り・円買い、ドル買い・円売りの流れになっている。
ドル買いを進めているのは海外勢が中心で、本邦勢の動きは鈍いという。