ナレッジスイート (T:3999)は14日、2019年9月期第3四半期(18年10月-19年6月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比135.7%増の16.12億円、営業利益が同42.5%増の0.43億円、経常利益が同77.0%増の0.40億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同77.3%減の0.09億円となった。
クラウドソリューション事業の売上高は前年同期比2.7%増の6.32億円、セグメント利益は同22.8%減の1.90億円となった。
クラウドサービスは、全国に広げた販売パートナーによる拡販施策に加え、首都圏のみならず関西、九州エリアへの積極的な展示会及びセミナーへ出展し、マーケティングを強化したことで、契約社数は前四半期から増加したものの、当第3四半期に発生した「Knowledge Suite(ナレッジスイート)」の障害により、解約が一時的に増加した。
導入支援コンサルティングは、売上高は前年同期に比べ増加したものの、クラウサービスの障害の影響でソリューションサービスの受注が先送りになった。
システムエンジニアリング事業の売上高は前年同期比1328.7%増の9.83億円、セグメント利益は同498.5%増の1.32億円となった。
子会社化したビクタスのシステムエンジニアリングサービスで、既存取引先との取引深耕が奏功した。
2019年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比127.6%増の22.02億円、営業利益が同25.4%増の0.60億円、経常利益が同19.4%増の0.52億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同131.9%増の1.38億円とする期初計画を据え置いている。