■2017年3月期第2四半期決算
(3)財務状況
財務状況は良好である。
2016年9月末時点での自己資本比率は51.0%と50%を超過し、MCJ (T:6670)の創業以来の最高値となった。
同社はもともと自社工場を持たないファブレス経営から出発しており、大規模設備投資を行わず借入金も少ないため、自己資本比率は従来から高かった。
手元の現預金も潤沢に保有し、今後の機動的なM&Aに柔軟に対応できる財務基盤を持っていると言える。
前期末比で総資産がやや縮小しているが、第1四半期において、不採算事業の売却に伴う固定資産売却などで資産圧縮を行っているためである。
負債項目の中では、英国の訴訟費用の引当金をその他流動負債に計上(損益計算書上では、第1四半期に特別損失計上)しているが、買掛金を減少させるなど総資産圧縮に合わせてスリム化させている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)
(3)財務状況
財務状況は良好である。
2016年9月末時点での自己資本比率は51.0%と50%を超過し、MCJ (T:6670)の創業以来の最高値となった。
同社はもともと自社工場を持たないファブレス経営から出発しており、大規模設備投資を行わず借入金も少ないため、自己資本比率は従来から高かった。
手元の現預金も潤沢に保有し、今後の機動的なM&Aに柔軟に対応できる財務基盤を持っていると言える。
前期末比で総資産がやや縮小しているが、第1四半期において、不採算事業の売却に伴う固定資産売却などで資産圧縮を行っているためである。
負債項目の中では、英国の訴訟費用の引当金をその他流動負債に計上(損益計算書上では、第1四半期に特別損失計上)しているが、買掛金を減少させるなど総資産圧縮に合わせてスリム化させている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)