[21日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)ウォリアーズのスター選手であるステフィン・カリーは21日、さまざまな背景を持つ子どもたちを集めたジュニアゴルフツアーを始めると発表した。
「アンダーレーテッド・ゴルフツアー」と名付けられたプロジェクトは、全米ジュニアゴルフ協会(AJGA)と協力して実施され、恵まれない家庭環境にある子どもの支援を目的としている。
カリーはビデオメッセージで、「有色人種のゴルフ選手の数は2%にも満たない。われわれのツアーは、現在のAJGAのトップ選手とプレーし、競いたいと願う少年少女に平等をもたらし、アクセスと機会を与えるためのプラットホームを提供する」と述べた。
参加できるのは12歳から18歳のジュニアゴルファーで、渡航費、宿泊費、食費が支払われる。ツアーは6月にシカゴで開幕し、選抜された男女各24選手は8月に米サンフランシスコで行われるシーズン最終戦「カリー・カップ」に臨む。
カリーは無名時代に過小評価されていたという自身の経験から、同じような境遇の子どもたちにトレーニングを提供するバスケットボールキャンプも2019年から実施している。