【ブラジル】ボベスパ指数 96552.03 +1.59%25日のブラジル市場は反発。
主要指標のボベスパ指数は前日比1506.60ポイント高(+1.59%)の96552.03で取引を終えた。
94212.77から96552.03まで上昇した。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。
内需関連の上昇が指数をサポート。
また、経常赤字の縮小なども好感された。
ほかに、構造改革の前進期待などが引き続き支援材料。
一方、成長鈍化懸念が足かせとなった。
JPモルガン・チェース(JPM)は最新リポートで、2019年のブラジルの成長予想をこれまでの2.3%から1.5%まで下方修正した。
【ロシア】MICEX指数 2560.94 -0.70%25日のロシア株式市場は続落。
主要指標のMOEX指数は前日比18.11ポイント安(-0.70%)の2560.94で取引を終了した。
2586.93から2558.75まで下落した。
中盤はプラス圏を回復した場、その後は再び売りに押された。
原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料。
また、海外環境の悪化などもロシア株の売り圧力を強めた。
このほか、翌26日は最策金利の発表などを控え、慎重ムードが強い。
【インド】SENSEX指数 38730.86 -0.83%25日のインドSENSEX指数は反落。
前日比323.82ポイント安(-0.83%)の38730.86、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同84.35ポイント安(-0.72%)の11641.80で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤に下げ幅を拡大させた。
内需の伸び鈍化を受け、景気減速懸念がやや強まった。
また、前日の米株安などもインド株の売り圧力を強めた。
【中国本土】上海総合指数 3123.83 -2.43%25日の上海総合指数は大幅に値下がり。
主要指標の上海総合指数は、前日比77.79ポイント安(-2.43%)の3123.83ポイントと反落した。
約4週ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
新規の買い材料に乏しいなかで、中国景気の先行き不安が再燃する。
足元の経済指標が堅調だったことを受け、金融緩和の期待感が後退。
景気の腰折れが警戒される状況だ。
人民元安の進行も不安視。
中国人民銀行(中央銀行)は朝方、対米ドルの人民元レートを3日続けて元安方向に設定した(3月末以来の元安水準)。
米ドルが新興国通貨に対して上昇基調を強めていることで、資金の流出懸念もくすぶっている。