■NY株式:ダウは19ドル高、軟調な原油相場が重し
NYダウ ナスダック
終値 :17535.39 終値 :4766.79
前日比:+19.66 前日比:-6.72
始値 :17526.08 始値 :4785.25
高値 :17583.81 高値 :4787.39
安値 :17493.03 安値 :4760.01
28日の米国株式相場はまちまち。
ダウ平均は19.66ドル高の17535.39、ナスダックは6.72ポイント安の4766.79で取引を終了した。
2月個人所得・支出が予想通りの内容となり、買いが先行。
2月中古住宅販売仮契約が予想を大幅に上振れたほか、メディアや関連株に買いが広がったものの、軟調な原油相場やワシントンでの発砲事件などの報道を受け、上値も限られた。
セクター別では、メディアや不動産が上昇する一方で運輸や医薬品・バイオテクノロジーが下落した。
化粧品のエイボン・プロダクツ(AVP)は取締役人事を巡り、アクティビスト(物言う株主)と合意し、上昇。
高級ホテルのスターウッド・ホテルズ&リゾーツ・ワールド(HOT)は、前週にマリオット・インターナショナル(MAR)による買収で合意していたが、中国の安邦保険集団率いる企業連合が再び買収額を引き上げたことで、堅調推移。
メディアのタイム・ワーナー(TWX)は新作映画「バットマンVSスーパーマン」が世界中で大ヒットを記録しており、買われた。
一方で、インターネットラジオのパンドラ・メディア(P)はブライアンCEOの退社が報じられ、大幅下落となった。
明日はイエレンFRB議長の講演が予定されている。
複数の地区連銀総裁が講演で4月の利上げを支持する発言を行うなど、利上げ見通しへの不透明感が広がるなか、利上げ時期について何らかの手がかりを示すか注目される。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は113円45銭、低調な消費支出に米成長への懸念広がりドル伸び悩む 28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円51銭から113円15銭まで下落し113円45銭で引けた。
米個人消費支出(PCE) が低調にとどまり、2月前渡商品貿易赤字が予想外に拡大したため、1-3月期国内総生産(GDP)の成長見通しが引き下げられ、ドルが伸び悩んだ。
ただ、安倍首相が新規の景気刺激策を発表するとの期待に伴うリスク選好の円売りに底堅い展開となった。
ユーロ・ドルは、1.1165ドルから1.1220ドルへ上昇し1.1196ドルで引けた。
低調な米国の経済指標で、欧米金利差の拡大観測が後退した。
ユーロ・円は、126円62銭から127円06銭へ上昇した。
ポンド・ドルは、1.4166ドルから1.4283ドルへ上昇。
ドル・スイスは、0.9773フランから0.9723フランへ下落した。
■NY原油:続落で39.39ドル、増産凍結に懐疑的見方や弱気見通しなどが圧迫か NY原油は続落(NYMEX原油5月限終値:39.39↓0.07)。
39.88ドルから38.86ドルまで下落した。
4月予定の産油国間の増産凍結をめぐる会合について、イランとリビアが不参加の姿勢では、いかなる合意も効果は期待できないとの懐疑的な見方。
また、英系大手金融機関などが、NY原油先物が再び35ドル以下に下落するとの弱気見通しを示したことを材料に、原油の売りが先行したもよう。
ただ、米株が下落スタート後、上昇に転じたことで、原油も売りが一服。
その後、買い戻しが優勢になり、39ドル台前半で底堅い動きになった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 13.61ドル -0.07ドル(-0.51%) モルガン・スタンレー(MS) 24.72ドル -0.20ドル(-0.80%) ゴールドマン・サックス(GS)154.04ドル +1.04ドル(+0.68%) インテル(INTC) 31.90ドル +0.02ドル(+0.06%) アップル(AAPL) 105.19ドル -0.48ドル(-0.45%) アルファベット(GOOG) 753.28ドル -1.56ドル(-0.21%) フェイスブック(FB) 113.69ドル +0.64ドル(+0.57%) キャタピラー(CAT) 75.32ドル +0.03ドル(+0.04%) アルコア(AA) 9.70ドル +0.13ドル(+1.36%) ウォルマート(WMT) 68.10ドル +0.10ドル(+0.15%) スプリント(S) 3.26ドル -0.01ドル(-0.31%)
ダウ平均は19.66ドル高の17535.39、ナスダックは6.72ポイント安の4766.79で取引を終了した。
2月個人所得・支出が予想通りの内容となり、買いが先行。
2月中古住宅販売仮契約が予想を大幅に上振れたほか、メディアや関連株に買いが広がったものの、軟調な原油相場やワシントンでの発砲事件などの報道を受け、上値も限られた。
セクター別では、メディアや不動産が上昇する一方で運輸や医薬品・バイオテクノロジーが下落した。
化粧品のエイボン・プロダクツ(AVP)は取締役人事を巡り、アクティビスト(物言う株主)と合意し、上昇。
高級ホテルのスターウッド・ホテルズ&リゾーツ・ワールド(HOT)は、前週にマリオット・インターナショナル(MAR)による買収で合意していたが、中国の安邦保険集団率いる企業連合が再び買収額を引き上げたことで、堅調推移。
メディアのタイム・ワーナー(TWX)は新作映画「バットマンVSスーパーマン」が世界中で大ヒットを記録しており、買われた。
一方で、インターネットラジオのパンドラ・メディア(P)はブライアンCEOの退社が報じられ、大幅下落となった。
明日はイエレンFRB議長の講演が予定されている。
複数の地区連銀総裁が講演で4月の利上げを支持する発言を行うなど、利上げ見通しへの不透明感が広がるなか、利上げ時期について何らかの手がかりを示すか注目される。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は113円45銭、低調な消費支出に米成長への懸念広がりドル伸び悩む 28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円51銭から113円15銭まで下落し113円45銭で引けた。
米個人消費支出(PCE) が低調にとどまり、2月前渡商品貿易赤字が予想外に拡大したため、1-3月期国内総生産(GDP)の成長見通しが引き下げられ、ドルが伸び悩んだ。
ただ、安倍首相が新規の景気刺激策を発表するとの期待に伴うリスク選好の円売りに底堅い展開となった。
ユーロ・ドルは、1.1165ドルから1.1220ドルへ上昇し1.1196ドルで引けた。
低調な米国の経済指標で、欧米金利差の拡大観測が後退した。
ユーロ・円は、126円62銭から127円06銭へ上昇した。
ポンド・ドルは、1.4166ドルから1.4283ドルへ上昇。
ドル・スイスは、0.9773フランから0.9723フランへ下落した。
■NY原油:続落で39.39ドル、増産凍結に懐疑的見方や弱気見通しなどが圧迫か NY原油は続落(NYMEX原油5月限終値:39.39↓0.07)。
39.88ドルから38.86ドルまで下落した。
4月予定の産油国間の増産凍結をめぐる会合について、イランとリビアが不参加の姿勢では、いかなる合意も効果は期待できないとの懐疑的な見方。
また、英系大手金融機関などが、NY原油先物が再び35ドル以下に下落するとの弱気見通しを示したことを材料に、原油の売りが先行したもよう。
ただ、米株が下落スタート後、上昇に転じたことで、原油も売りが一服。
その後、買い戻しが優勢になり、39ドル台前半で底堅い動きになった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 13.61ドル -0.07ドル(-0.51%) モルガン・スタンレー(MS) 24.72ドル -0.20ドル(-0.80%) ゴールドマン・サックス(GS)154.04ドル +1.04ドル(+0.68%) インテル(INTC) 31.90ドル +0.02ドル(+0.06%) アップル(AAPL) 105.19ドル -0.48ドル(-0.45%) アルファベット(GOOG) 753.28ドル -1.56ドル(-0.21%) フェイスブック(FB) 113.69ドル +0.64ドル(+0.57%) キャタピラー(CAT) 75.32ドル +0.03ドル(+0.04%) アルコア(AA) 9.70ドル +0.13ドル(+1.36%) ウォルマート(WMT) 68.10ドル +0.10ドル(+0.15%) スプリント(S) 3.26ドル -0.01ドル(-0.31%)