27日の香港市場はまちまち。
主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比26.48ポイント(0.11%)高の23142.73ポイントと小反発する半面、本土企業株で構成されるH株指数は32.89ポイント(0.31%)安の10714.79ポイントと3日ぶりに反落した。
売買代金は690億3700万香港ドル(26日は728億1200万香港ドル)。
全体として方向感を欠く展開。
内外の経済イベントが気がかり材料となった。
今週27~28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や、中国で29日まで開かれる第18期中央委員会第5回全体会議(5中全会)の結果を見極めたいとするスタンスが漂っている。
香港上場企業の四半期決算発表が本格化していることも、売買の手控え要因だ。
ただ、大きく売り込む動きは限られている。
ハンセン指数は小幅ながらプラス圏に浮上して引けた。
ハンセン指数の構成銘柄では、婦人靴小売チェーン中国最大手の百麗国際HD(1880/HK)が6.1%高、米菓・飲料メーカーの中国旺旺HD(151/HK)が2.0%高、香港銀行セクターの中銀香港(2388/HK)が1.6%高と上げが目立った。
百麗国際に関しては、同社が26日引け後、15年8月中間期の業績を発表し、純利益が前年同期比3.9%増の21億5810万人民元(約410億円、希薄化EPS:0.2559人民元)に伸びたと報告したことが支援材料。
市場の予想に反して、小幅ながらも増益を確保している。
一方、中国の発電株は軒並み売られる。
華潤電力HD(836/HK)が3.8%安、華能国際電力(902/HK)が2.9%安、華電国際電力(1071/HK)が2.7%安、中国電力国際発展(2380/HK)が2.5%安、大唐国際発電(991/HK)が2.0%安で引けた。
風力発電の龍源電力集団(916/HK)も5.3%安と急落している。
【亜州IR】
主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比26.48ポイント(0.11%)高の23142.73ポイントと小反発する半面、本土企業株で構成されるH株指数は32.89ポイント(0.31%)安の10714.79ポイントと3日ぶりに反落した。
売買代金は690億3700万香港ドル(26日は728億1200万香港ドル)。
全体として方向感を欠く展開。
内外の経済イベントが気がかり材料となった。
今週27~28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や、中国で29日まで開かれる第18期中央委員会第5回全体会議(5中全会)の結果を見極めたいとするスタンスが漂っている。
香港上場企業の四半期決算発表が本格化していることも、売買の手控え要因だ。
ただ、大きく売り込む動きは限られている。
ハンセン指数は小幅ながらプラス圏に浮上して引けた。
ハンセン指数の構成銘柄では、婦人靴小売チェーン中国最大手の百麗国際HD(1880/HK)が6.1%高、米菓・飲料メーカーの中国旺旺HD(151/HK)が2.0%高、香港銀行セクターの中銀香港(2388/HK)が1.6%高と上げが目立った。
百麗国際に関しては、同社が26日引け後、15年8月中間期の業績を発表し、純利益が前年同期比3.9%増の21億5810万人民元(約410億円、希薄化EPS:0.2559人民元)に伸びたと報告したことが支援材料。
市場の予想に反して、小幅ながらも増益を確保している。
一方、中国の発電株は軒並み売られる。
華潤電力HD(836/HK)が3.8%安、華能国際電力(902/HK)が2.9%安、華電国際電力(1071/HK)が2.7%安、中国電力国際発展(2380/HK)が2.5%安、大唐国際発電(991/HK)が2.0%安で引けた。
風力発電の龍源電力集団(916/HK)も5.3%安と急落している。
【亜州IR】