5日の国債市場は長期金利が急速に低下し、2年10カ月ぶりの水準となった。発端は米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が「景気拡大を維持するために適切な行動をとる」との発言だ。市場では「米国が利下げに踏み切れば日本銀行も緩和方向に政策を転換せざるを得ない」との思惑が広がり、日本国債が買われた。
5日の国債市場は長期金利が急速に低下し、2年10カ月ぶりの水準となった。発端は米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が「景気拡大を維持するために適切な行動をとる」との発言だ。市場では「米国が利下げに踏み切れば日本銀行も緩和方向に政策を転換せざるを得ない」との思惑が広がり、日本国債が買われた。