広東省の半導体メーカー、広州粤(えつ)芯半導体技術が広州市で初となる12インチウエハーの製造ラインの主要設備を搬入し、今年9月にも量産を開始する見通しとなった。同社は2017年12月の設立で、半導体ユーザーの窓口となって全工程を管理する「バーチャルIDM」事業を経営戦略とした12インチ半導体チップ工場を中国本土で最初に立ち上げた。製品ラインアップはマイクロプロセッサ、電源管理チップ、アナログチップ、個別半導体など。第1期では100億元(約1662億3000万円)を投じ、12インチウエハーで月産4万枚、年間生産額30億元を目指す。