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個別銘柄戦略:方向感乏しい中、任天堂の動向はリスク要因にも

発行済 2016-07-20 09:05
更新済 2016-07-20 09:33
個別銘柄戦略:方向感乏しい中、任天堂の動向はリスク要因にも


欧米株式市場が小動きで推移、為替も動意薄となっていることで、本日の東京市場は方向感の乏しい展開になりそうだ。
ここまで6日続伸の反動がやや優勢になっていく可能性が高いと見られる。
個別で注目は引き続き任天堂となるが、売買代金の水準などをみても過熱警戒感は拭いきれない。
日本での配信開始などが短期的な材料出尽し感と捉えられる可能性は高いだろう。
関連銘柄として人気化していた銘柄群も同様の動きが想定される。
ただ、米国でマクドナルドが上昇しており、東京市場でもマクドナルドに対する期待感は継続する公算。
ほか、本日は安川電機が決算発表予定、いよいよ4-6月期の決算発表がスタートする。
注目度は高まりやすいが、厳しい決算が織り込まれている中、アク抜け感へとつながる可能性が高いと考える。
また、本日は米国でインテルの決算発表が予定されている。
半導体製造装置など半導体関連に関心が向かうが、本日は半導体製造装置の一角に投資判断格下げの動きが観測されていることには注意も。

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