22日の香港市場は値下がり。
主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比173.60ポイント(0.80%)安の21636.20ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が131.39ポイント(1.41%)安の9200.24ポイントとそろって反落した。
売買代金は502億300万香港ドルと小幅に増加したものの、依然として低水準が続いている(21日は476億1400万香港ドル)。
新規の買い材料に乏しいなかで値を崩す展開。
金利上昇の警戒感が改めてクローズアップされた。
香港銀行間取引金利(HIBOR)の1カ月物や3カ月物は、そろって約8年ぶりの高水準で推移している。
香港の金融政策は米国に追随するため、米利上げ以降、金利上昇に拍車がかかった。
同様に中国本土でも金利高が鮮明化。
実体経済への弊害波及が危ぐされた。
香港は週末からクリスマス連休(26日と27日が休場)となるため、買い手控えの動きもみられる。
ハンセン指数の構成銘柄では、エネルギー関連株の下げが目立つ。
石炭最大手の中国神華能源(1088/HK)が3.1%安、石油グループ大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が2.2%安、同じく石油大手の中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が2.1%安で引けた。
石炭株に関しては、発電用石炭価格ベンチマークの「環渤海動力煤価格指数(BSPI)」が7週連続(毎週水曜に公表)で下落したことも嫌気されている。
香港系不動産株もさえない。
時価総額上位の銀行株や通信・ネット株も売られた。
H株保険・証券セクターも安い。
中国太平洋保険集団(2601/HK)が3.1%、新華人寿保険(1336/HK)が2.2%、中国人民保険集団(1339/HK)が1.6%、華泰証券(HTSC:6886/HK)が2.5%、広発証券(1776/HK)が2.2%、中国銀河証券(6881/HK)が1.8%ずつ値を下げた。
他の個別株動向では、取引再開したA8新媒体集団(A8ニュー・メディア・グループ:800/HK)が5.3%安と急落した。
1株利益の希薄化やなどが懸念されている。
デジタルコンテンツ配信会社の同社は21日引け後、大株主を対象とする割当増資を実施すると発表した。
【亜州IR】
主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比173.60ポイント(0.80%)安の21636.20ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が131.39ポイント(1.41%)安の9200.24ポイントとそろって反落した。
売買代金は502億300万香港ドルと小幅に増加したものの、依然として低水準が続いている(21日は476億1400万香港ドル)。
新規の買い材料に乏しいなかで値を崩す展開。
金利上昇の警戒感が改めてクローズアップされた。
香港銀行間取引金利(HIBOR)の1カ月物や3カ月物は、そろって約8年ぶりの高水準で推移している。
香港の金融政策は米国に追随するため、米利上げ以降、金利上昇に拍車がかかった。
同様に中国本土でも金利高が鮮明化。
実体経済への弊害波及が危ぐされた。
香港は週末からクリスマス連休(26日と27日が休場)となるため、買い手控えの動きもみられる。
ハンセン指数の構成銘柄では、エネルギー関連株の下げが目立つ。
石炭最大手の中国神華能源(1088/HK)が3.1%安、石油グループ大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が2.2%安、同じく石油大手の中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が2.1%安で引けた。
石炭株に関しては、発電用石炭価格ベンチマークの「環渤海動力煤価格指数(BSPI)」が7週連続(毎週水曜に公表)で下落したことも嫌気されている。
香港系不動産株もさえない。
時価総額上位の銀行株や通信・ネット株も売られた。
H株保険・証券セクターも安い。
中国太平洋保険集団(2601/HK)が3.1%、新華人寿保険(1336/HK)が2.2%、中国人民保険集団(1339/HK)が1.6%、華泰証券(HTSC:6886/HK)が2.5%、広発証券(1776/HK)が2.2%、中国銀河証券(6881/HK)が1.8%ずつ値を下げた。
他の個別株動向では、取引再開したA8新媒体集団(A8ニュー・メディア・グループ:800/HK)が5.3%安と急落した。
1株利益の希薄化やなどが懸念されている。
デジタルコンテンツ配信会社の同社は21日引け後、大株主を対象とする割当増資を実施すると発表した。
【亜州IR】