出光興産 (T:5019):4390円(+580円)
急騰。
昭和シェル (T:5002)と、経営統合に関する合意書を締結、2019年 4月 1日に経営統合を実現することを決定と発表している。
また、昭和シェルの株主に対する交付のため、自社株買いを実施するとも発表している。
発行済み株式数の5.77%に当たる1200万株を上限としており、7月17日から12月28日までの期間で市場買い付けする。
短期的な株価の押し上げ要因として、期待される形のようだ。
日産自 (T:7201):1034.5円(+31円)
反発。
排ガス、燃費測定試験において不適切な行為と伝わり、前日は大きく下げる展開となっていたが、本日は買い戻しの動きが先行している。
昨年発覚した完成検査不正でイメージは既に低下しているほか、今回は自ら発見・公表していることで、影響は限定的との見方にも。
排ガスや燃費のカタログ値には影響がなく、大きな追加費用が発生する可能性も低いとみられるなど、業績への影響も乏しいと考えられている。
カプコン (T:9697):2483円(-340円)
大幅反落。
メリルリンチ日本証券が投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に格下げしていることが売り材料につながっているもよう。
目標株価は2800円から2300円に引き下げている。
モンスターハンター:ワールドの販売減少は重大なリスクと指摘しているようだ。
ソフトの販売見通し変更で営業利益見通しを212億円から183億円に引き下げ、市場コンセンサスは楽観的と捉えているもよう。
浜松ホトニク (T:6965):4840円(+205円)
大幅反発。
野村證券では投資判断「バイ」継続で、目標株価を5900円から6300円に引き上げている。
為替前提の円安方向への見直し、PET向け検出器の需要増を映して、中期業績予想を上方修正しているもよう。
ヘルメット型PET、PET-MRIが普及すれば、そこで使われる光電子増倍管やMPPCの需要も膨らむため、同社業績に貢献する可能性は高まると指摘している。
アクトコール {{|0:}}:953円(-136円)
年初来安値。
13日に予定していた18年11月期第2四半期の決算短信の発表を延期する。
過年度の有価証券報告書等を訂正する可能性があり、第三者委員会での調査を委託する方針。
不動産売買及び不動産フランチャイズ権利販売で会計上疑義のある複数の取引があり、代表取締役及びその他の取締役が関与している可能性が高いことが判明したという。
18年11月期第2四半期報告書については、提出期限の延長を申請する予定。
コジマ (T:7513):569円(+46円)
大幅続伸。
前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は24.5億円で前年同期比2.4倍となった。
直近四半期である3-5月期も同35.5%増と大幅増益を達成している。
通期計画38億円、前期比38.4%増益達成確度は一段と高まったとの見方に。
既存店売上高は今期に入ってプラス基調を維持するなど販売が好調、新店効果なども寄与する形になっている。
ヤフー (T:4689):403円(+43円)
大幅続伸。
発行済み株式数の約1割、2000億円規模の自社株買いを実施するとの報道が伝わっている。
ソフトバンクグループを経由して、大株主であるアルタバから取得する。
自社株買い実施によって、アルタバの保有比率は約35%から25%前後に低下する見通し。
アルタバの保有株売却懸念で株価は低調な動きとなっていたが、一転して、需給改善や一株当たりの価値向上が期待できる状況になっている。
メディシノバ {{|0:}}:989円(+67円)
大幅に3日続伸。
米カロライナ・ヘルスケアシステムの神経科学研究所で実施されたMN-166(イブジラスト、喘息や脳梗塞発作後の症状の治療薬)のALS(筋萎縮側性索硬化症)を適応とする臨床治験のサブグループ解析データを発表している。
解析結果によると、MN-166がALSの症状を改善し得る可能性があるという。
岩城裕一社長兼CEOは「FDA(米食品医薬品局)とのミーティングを楽しみにしている」とコメントしている。
フルッタ (T:2586):695円(+90円)
大幅に反発。
アスラポート・ダイニング (T:3069)との資本業務提携に基づき共同開発していたココナッツヨーグルトを11日からイオンリテール及びイオンリテールストアの全店で専売すると発表している。
商品名は「ココナッツグルト」、希望小売価格は158円(税抜)。
動物性の乳製品の代わりに植物性の原材料を用いるデイリーフリー市場への参入第1弾。
アスラポート・ダイニングも堅調に推移している。