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王将フード、住友精化、日立物流など

発行済 2016-03-30 16:27
更新済 2016-03-30 16:33
王将フード、住友精化、日立物流など
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(T:1815) 鉄建 275 -20急落。
前日に業績予想の下方修正を発表している。
通期営業利益は従来予想の41億円から15億円にまで下方修正。
一部の大型工事における採算の悪化が背景となっているようだ。
第3四半期までは大幅増益と順調な業績推移であったこと、建設セクターでは上方修正の動きが相次いでいることから、ネガティブなサプライズにつながっている。
年間配当金は増配しているが、大幅下方修正に対する失望売りが優勢に。
(T:5727) 東邦チタニウム 837 -93売り優勢。
野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げしており、ネガティブに捉えられている。
円高の影響が大きいとして、業績予想を下方修正しているもよう。
輸出比率が50%程度と高いため、1円/ドルの変動に対する為替感度は営業利益の3-5%程度と大きいようだ。
17.3期営業利益は減益に転じるとみているもよう。
(T:4109) ステラケミファ 2435 +324上げ目立つ。
東海東京証券では投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を2450円から3060円に引き上げている。
リチウムイオン電池電解質は需給タイトな状況が続いており、原料値上がり分を容易に価格転嫁できる状況とみている。
中国の電気自動車は今後数年にかけて年率30-50%のペースで需要が増加するとみられ、メリットが享受できると考えているようだ。
17.3期営業利益は前期比倍増の21.5億円を予想。
(T:9086) 日立物流 1914 +104買い優勢。
日立製作所と佐川急便を傘下に持つSGホールディングスが物流分野で資本・業務提携すると報じられている。
日立製作所は同社の株式3割弱をSGに売却、同社は佐川急便株の2割を引き受けるとされている。
将来的には経営統合も視野に入れているもよう。
日立物流は企業から物流業務を一括受託する事業に強みがあり、佐川急便は国内宅配便市場で3割強のシェアを持ち企業間の小口配送に強いなど、補完効果も高いと捉えられる。
海外事業を広げていく上でのシナジー効果などにも期待感が先行へ。
(T:9936) 王将フード 3500 -700ストップ安比例配分。
1993-2006年頃、創業家の知人やその関係企業と不適切な取引を繰り返し、約209億円を流出させていたことが、第三者委員会の調査でわかったと伝わっている。
約176億円は未回収となっているもよう。
会社側では「反社会的勢力との認識はない」などと強調しているが、不透明感の払拭にはつながっていない。
今後も、日本取引所自主規制法人があらためて調査を行うことにもなり、警戒感からの手仕舞い売りが優勢に。
(T:4008) 住友精化 562 -59下げ目立つ。
前日に業績予想の下方修正を発表している。
通期営業利益は従来予想の80億円から70億円に、最終利益は52億円から40億円に引き下げ。
原油相場の下落に伴う販売価格の低下が下振れの背景に。
比較的、高吸水性樹脂の販売価格は高値維持が可能とも見られていただけに、ストレートに下方修正がネガティブに捉えられる格好へ。
(T:5713) 住友鉱山 1134 -63.5売り優勢。
本日は非鉄大手の軟調な動きが目立っている。
メリルリンチ日本証券では、非鉄金属各社に弱気のスタンスを継続としている。
同社に関しては、非鉄金属市況の低迷に伴ってコンセンサスを下回る業績が予想されること、株価バリュエーションの割高感などから投資判断「アンダーパフォーム」としている。
17.3期の経常利益予想は410億円、コンセンサスレベルの530億円は下回ると見ているもよう。

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