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萩原工業 Research Memo(7):経営トップが若返り、より積極策を取る

発行済 2016-07-14 15:21
更新済 2016-07-14 15:34
萩原工業 Research Memo(7):経営トップが若返り、より積極策を取る
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■萩原工業 (T:7856)の中期経営計画

今中期経営計画「DH56」は、2018年10月期までの3ヶ年計画である。
前中期経営計画「MI53」では、2015年10月期を最終年度とし、最高益を達成したものの、目標値には及ばなかった。
今中期経営計画では、同社グループが新たな成長を実現していくために、スローガンを「Dynamic HAGIHARA 56 (DH56)、果敢に挑戦、新たな躍動」としている。
基本方針は、1)戦略製品の販売強化と市場開拓、2)海外売上の拡大、3)ものづくりプロセスの再構築、4)新技術融合による顧客価値の創造、である。
なお、最終年度の2018年10月期の数値目標として売上高27,000百万円、経常利益2,800百万円、売上高経常利益率10.4%を掲げている。


2016年1月の株主総会後の取締役会をもって社長が交代した。
在位期間が31年に及んだ萩原邦章(はぎはらくにあき)氏は会長に、社長には52歳の浅野和志(あさのかずし)氏が就任し、10歳の若返りとなった。
今期になって見本市の出展回数を増加させるなど、積極策が見られる。
今第2四半期の決算説明会では、新社長が説明役を務めた。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

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