🤑 これ以上お求めやすくはなりません。この60%引きのブラックフライデーセールをどうぞお見逃しなく…特別セールを請求する

東京外為市場・正午=ドル82円付近、中国CPIきっかけにドル高が一服

発行済 2010-11-11 13:08

       ドル/円   ユーロ/ドル  ユーロ/円

正午現在   82.08/11  1.3803/08   113.31/36

午前9時現在 82.21/25  1.3773/75   113.24/28  

NY17時現在 82.28/32  1.3780/84   113.40/44

--------------------------------------------------------------------------------

 [東京 11日 ロイター] 正午のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点に

比べドル安/円高の82円付近で推移している。午前の取引では、予想より強い結果とな

った中国の消費者物価指数(CPI)をきっかけに、ユーロや豪ドルが買い戻され、ドル

安が進行。このあおりで、ドル/円も82円付近まで軟化した。ただ、ドルの下値は、ク

ロス円の堅調さに支えられ、82円割れ目前で踏みとどまった。

 

 ドルは朝方の高値82.34円付近から、一時82.04円付近まで弱含んだ。前日の

海外市場では、米国債利回りの上昇によるドルショートの巻き戻しが入ったほか、米国市

場の休場を前にポジション調整の動きが活発化し、82.80円まで上昇し、1カ月ぶり

の高値を付けていた。

 

 「中国の指標発表後にリスクオンの流れとなっている。ドル/円はユーロ/ドルでのユ

ーロ買い戻しの勢いを受けて、下押ししたが、クロス円が強いので、大きく下値を伸ばす

リスクは限られている」(欧州系銀)という。さらに、「東京では82円を超えるとドル

売り需要が高まる。けさも輸出企業が売っている」(国内金融機関)との指摘もあり、ド

ルの上値が重くなった。

 

 「基本的にドル買い戻しの流れは続いているが、前日ユーロが1.36ドル台まで突っ

込んで売られたので、きょうは(ユーロの)買い戻しが優勢」(ファンド運用会社マネー

ジャー)だという。 

 ユーロは午前の取引で、安値1.3755ドルから一時1.3822ドル付近まで買い

戻された。

 海外市場では米金利上昇によるドル買いに加え、財政問題を抱えるポルトガルの国債入

札が不調だったことなどから、ユーロは1.3670ドルと1カ月ぶりの安値をつけた。

アイルランド中銀のホノハン総裁が、自国の国債利回りが危機的な水準にあるとの認識を

示したことも影響した。

 「昨日は1.37ドルを割った。その水準が常態化して、1.35ドルにという議論が

盛り上がりそうだ。1.35ドルでも高いと思うが」(みずほコーポレート銀行マーケッ

ト・エコノミストの唐鎌大輔氏)との声が聞かれた。

 

 <人民元が高値更新>

 

 11日序盤の上海外為市場で、人民元が対ドルで最高値をつけた。2005

年7月の切り上げ以降の上昇率は25%を超えた。10日は6.6337元で終了してい

た。11日は6.6187元で寄り付いた後さらに上昇し、前日比0.25%高の

6.6173元をつけた。6月の弾力化方針表明から約3%上昇したことになる。

 

 また、ムーディーズは中国の格付けを「AA3」に引き上げ、見通しを「ポジティブ」

とした。中国の10月CPIなどの指標を受けて小幅マイナスで推移していた上海総合株

価指数<.SSEC>はプラス圏に浮上している。ムーディーズは香港の格付けも「AA1」に

引き上げた。見通しは「ポジティブ」。

 

 午前中に日本の財務省が発表した10月31日─11月6日の対外及び対内証券売買契

約等の状況(指定報告機関ベース)によると、対内株式投資は1918億円の資本流入

超、対外債券(中長期債)投資は4048億円の資本流出超、対内債券(中長期債)投資

は3066億円の資本流出超となった。 本邦勢の中長期債買い越しは10月月初から

5週連続で、累計2兆6487億円に達した。

 (ロイターニュース 久保 信博記者)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます