[24日 ロイター] - 米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ (N:VZ)は24日、通期の売上高見通しを撤回すると明らかにした。この日決算発表した第1・四半期は月額料金を支払う携帯電話契約者数が6万8000人減少。新型コロナウイルス流行によるロックダウン(都市封鎖)で店舗の7割を閉鎖した。
第1・四半期の1株利益は1.26ドルで、リフィニティブのアナリスト予想平均の1.22ドルを上回った。
総営業売上高は1.6%減の316億ドル。アナリスト予想は322億7000万ドルだった。
アナリストは新型コロナの影響が第2・四半期に拡大するとみている。
また同社は、通期の調整後1株利益見通しも従来の2─4%増から2%減─2%増に引き下げた。
米AT&T (N:T)も22日、業績見通しを撤回していた。