上海総合指数<.SSEC> 前営業日比 売買代金概算
大引け 2759.362 2.714安 1052.4億元(上海A株)
高値 2778.668
安値 2752.966
前場終値 2772.677 10.601高 532.0億元(上海A株)
寄り付き 2767.834 5.758高
前営業日終値 2762.076 33.593高 1027.5億元(上海A株)
ハンセン指数<.HSI>
休場
前営業日終値 22398.10 336.92高 739.8億香港ドル
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[上海 1日 ロイター] 1日の上海株式市場は反落して引けた。前場は中国物流購
買連合会とHSBCが発表した6月の中国の購買担当者指数(PMI)がともに前月比で
低下したことを受け、中期的に当局が金融引き締め姿勢を緩めるかもしれないとの期待感
から上昇したが、後場に入って下げに転じた。
追加利上げに対する根強い懸念から、中国工商銀行(ICBC)が1.8%下げるなど
大型銀行株が軟調だった。
上海総合指数<.SSEC>終値は2.714ポイント(0.10%)安の2759.362。
香港市場は特別行政区設立記念日で休場。取引は4日に再開される。
6月のインフレ率がピークをつけるとの見方から、週末にも中銀が利上げする可能性が
あるとの観測が市場を圧迫した。
チャイナ・エコノミック・ビジネス・モニター(上海)のアナリスト、ザン・キウェイ
氏は「6月にインフレはピークとなっただろう。そのため月内に利上げする可能性があ
る」と述べた。
アナリストによると、市場の流動性の回復が指数を押し上げる可能性がある。短期市場
の指標7日物レポ金利は66ベーシスポイント(bp)低下し5.90%を下回った。先
週は9%前後の水準だった。
上海と深セン上場の銀行株の大半が下落。
電気自動車・電池メーカー、比亜迪(BYD)<002594.SZ>は10%のストップ高。会
長は地元メディアに対し、ウォーレン・バフェット氏が出資比率を引き下げる計画はない
と述べた。