(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5868.96(‐60.20)
前営業日終値 5929.16(‐61.42)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 7174.14(‐56.11)
前営業日終値 7230.25(‐172.48)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3774.12(‐33.39)
前営業日終値 3807.51(‐106.04)
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<ロンドン株式市場> 続落。ユーロ圏の債務危機がギリシャやポルトガル、アイルラ
ンド以外の国にも及ぶとの懸念から銀行株と商品株が値下がりした。
周辺国債務へのエクスポージャーをめぐる懸念から金融株の下げがきつかった。バーク
レイズ
ショア・キャピタルの株式ストラテジスト、ジェラード・レーン氏は「市場は債務の持
続性に着目しており、このことは欧州金融機関が現在保有する債務に対するリスクを浮き
彫りにしている可能性がある。今後も金融株、特にユーロ圏の金融株は引き続きアンダー
パフォームするとみている」と話した。
商品価格の下落にともない、鉱山株<.FTNMX1770>と石油関連株<.FTNMX0530>に売りが出
た。ユーロ圏の債務危機をめぐる懸念で需要が圧迫され、投資家のリスク選好が低下した。
<欧州株式市場> 続落。FTSEユーロファースト300種指数は3日連続で値下が
りし4カ月ぶりの安値をつけた。ユーロ圏債務危機への対応をめぐる懸念が広がっている。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は5.88ポイント(0.54%)安
の1091.72。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は15.61ポイント(0.58%)安
の2693.53。一時は約1年ぶりの安値となった。
イタリアのFTSE・MIB指数<.FTMIB>は一時2年ぶりの安値を記録した。アテネ株
式市場の主要株価指数<.ATG>は14年ぶりの安値をつけた。
銀行株は乱高下の展開となり、UBS
1%それぞれ値下がりした一方、BNPパリバ
イタリアの銀行株は大幅高となった。ウニクレディト
ポポラーレ・ディ・ミラノ銀行(BPM)
7.3%で終了した。これまで数日間の急落を受けてショートカバーが入ったほか、イタ
リア証券取引委員会(Consob)が10日に公表した株式の空売りポジションの開示
義務付けが手掛かりになった。
ソシエテ・ジェネラルCIBで株式営業部門を統括するトーマス・クレブ氏は、金融株
のバリュエーションが極めて低くなってると指摘した上で「政治家が決断を下せない状況
を踏まえれば不可解な水準ではない」との見方を示した。
[東京 13日 ロイター]