上海総合指数<.SSEC> 前営業日比 売買代金概算
大引け 2765.894 28.311安 954.4億元(上海A株)
高値 2799.852
安値 2763.418
前場終値 2776.930 17.275安 497.3億元(上海A株)
寄り付き 2795.896 1.691高
前営業日終値 2794.205 2.778安 993.7億元(上海A株)
ハンセン指数<.HSI>
大引け 21987.29 16.40安 653.4億香港ドル
高値 22090.55
安値 21857.03
前場終値 21953.36 50.33安 323.6億香港ドル
寄り付き 22058.63 54.94高
前営業日終値 22003.69 101.29高 668.2億香港ドル
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[上海/香港 21日 ロイター] 21日の上海株式市場は4営業日続落して引けた。
HSBCが発表した7月の中国購買担当者景気指数速報値(PMI)が2年4カ月ぶり
の低水準となったことで景気減速懸念が強まったことに加え、ユーロ圏債務危機の解決策
をめぐる不安から投資家のリスク回避姿勢が続いたことが背景。
中国短期金融市場の流動性ひっ迫も圧迫材料となった。
上海総合指数<.SSEC>終値は28.311ポイント(1.01%)安の
2765.894。
香港株式市場は小反落して終了した。欧米の債務問題をめぐる不透明感が重しとなり、
売買代金は平均を下回った。
ハンセン指数<.HSI>終値は16.40ポイント(0.07%)安の2万1987.29。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)<.HSCE>終値は60.42ポイント(0.49%)
安の1万2322.25。
中国の携帯電話最大手、中国移動(チャイナ・モバイル)<0941.HK>と複合企業のハチ
ソン・ワンポア<0013.HK>が商いを伴って2%余り上昇。ともに200日移動平均を上回
り、さらなる上昇気配をみせている。両者がハンセン指数に占める比重の大きさから、一
段の上昇は同指数を前週から続く横ばいトレンドから抜け出させるのに可能性が十分ある。
中国海洋石油(CNOOC)<0883.HK>は3.6%安で、5カ月ぶり安値水準をつけた。
同社によるカナダのオイルサンド企業オプティカナダ
金額が高過ぎるとの懸念が出たことなどが影響した。
本土関連銘柄はHSBCのPMI統計を受けて幅広く値を下げた。ハンセンH株指数が
市場全体をアンダーパフォームし、とりわけ景気循環株が軟調だった。
上海市場ではPMI統計を受けて景気循環株が軟調となった。
石油大手の中国石油天然ガス(ペトロチャイナ)<601857.SS>と中国石油化工(シノペ
ック)<600028.SS>の下げが目立った。これに神華能源<601088.SS>、平安保険<601318.SS>
と中国人寿保険<601628.SS>を加えた5銘柄が下落率トップ5に入った。