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UPDATE1: 東京株式市場・大引け=3日ぶり反落、中国リスクや円高を警戒

発行済 2010-01-13 17:08

日経平均<.N225> 日経平均先物3月限<0#2JNI:> 

終値 10735.03 (-144.11) 終値 10720 (-170)

寄り付き 10795.48 寄り付き 10780

安値/高値 10729.86─10866.62 安値/高値 10710─10860

出来高(万株) 314291 出来高(単位) 88088

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 [東京 13日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反落。中国の預金

準備率引き上げでリスクマネーが巻き戻しの動きを強め、為替が円高に振れたことで利益

確定売りが強まった。前日に見られていた海外ロング勢からの買いも観測されなかった。

日本航空(JAL)<9205.T>は上場廃止懸念からの投げ売りが止まらず連日のストップ安

となり7円で引けた。

 東証1部騰落数は値上がり474銘柄に対して値下がり1105銘柄、変わらずが

98銘柄だった。東証1部売買代金は1兆6184億円となった。

 昨夜に発表された中国の預金準備率引き上げを受け、世界的にリスクマネー巻き戻しの

兆候が出ている。為替市場では資源国通貨が売られる一方、円高が進み、中国などアジア

株が軟調に推移している。市場予想よりも弱かった12月米雇用統計が発表された直後は

底堅さを見せたマーケットだったが、今や世界経済をけん引する中国経済の政策変化には

敏感に反応している。

 市場では「きょうは、前日まで見られたような海外ロング勢からのフローは特に見られ

ていない。ただ、アジア株内でのリバランスの動きはあるようだ。全体的に様子見気分が

強く、動意は乏しい。為替に連動した動きになっている」(大手証券トレーダー)との声

が出ていた。

 マネックス証券チーフ・ストラテジストの羽賀誠氏は「米株はいったんの調整から売ら

れたが、トレンドが変化したわけではなく、まだ様子見だろう。米アルミ大手のアルコア

は実質利益が市場予想を下回ったことから相場の売り要因となったが、売上高など

トップラインの数字は予想を上回った。14日の米インテルや15日の米JPモ

ルガン・チェースの決算発表と合わせて、企業収益の方向性を見極めることにな

ろう」と述べている。

 JALが連日のストップ安。前日比30円安の7円で引けた。出来高は8億2296万

株となり、市場筋によると昨年12月16日のみずほフィナンシャルグループ<8411.T>が

記録した7億0889万株を抜き、過去最高に達した。事前調整型の法的整理の方向が固

まったことで上場廃止懸念からの投げ売りが続いているが、売り一巡後はマネーゲーム的

な動きになったという。市場では「上場廃止が正式に決まるまでは短期筋による思惑的な

売買で振れそうだ」(国内証券)との声が出ていた。

 

 個別ではソニー<6758.T>が続伸。連日の昨年来高値更新となった。ホンダ<7267.T>も引

けにかけて小安くなったが、同じく連日の昨年来高値更新となった。「先行きへの期待感

が継続している。為替も(1ドル=)91円台であれば積極的な売り材料にはならない」

(大手証券)と強気な声も依然あった。

 (ロイター日本語ニュース 伊賀 大記記者)

(daiki.iga@thomsonreuters.com;03-6441-1785;ロイターメッセージング:

daiki.iga.reuters.com@reuters.net)

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 <.AV.T> 東証第1部出来高上位30傑

  <.AM.T> 東証第1部売買代金上位30傑

 <.PG.T> 東証第1部値上がり率上位30傑

 <.PL.T> 東証第1部値下がり率上位30傑

 <.NG.T> 東証第1部値上がり幅上位30傑

 <.NL.T> 東証第1部値下がり幅上位30傑

 <.AV.Q> ジャスダック出来高上位30傑

 <.AM.Q> ジャスダック売買代金上位30傑

 <.PG.Q> ジャスダック値上がり率上位30傑

 <.PL.Q> ジャスダック値下がり率上位30傑

 <.NG.Q> ジャスダック値上がり幅上位30傑

 <.NL.Q> ジャスダック値下がり幅上位30傑

 <.N225> 日経平均株価

 <.TOPX> TOPIX(東証株価指数)

  <.TOPXC> TOPIX CORE30

 <.NOTC> 日経ジャスダック平均株価   <.MTHR> 東証マザーズ指数

 

  <0#JNI:> 日経225先物

  <0#SSI:> SGX日経225先物

  <0#JTI:> TOPIX先物

  <0#JNI*.OS> 日経225オプション

 

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