[ガルミッシュパルテンキルヘン(ドイツ) 27日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は27日、ロシアによるウクライナ侵攻は長期的な国際関係を変質させたとし、対ロ関係が侵攻前の時代に戻ることはないと述べた。
ショルツ氏は、同国で開かれている主要7カ国(G7)首脳会議2日目の終了に当たり声明を発表し、「状況が変わればわれわれも変わらなければならない」と述べた。
会議については、ゲスト国のインド、インドネシア、セネガル、南アフリカ、アルゼンチンと建設的な協議ができたと評価。これらの国を「未来の民主国家」と呼び、「話し合うのは良いことであり、重要かつ不可欠だ。耳を傾け合えば相互理解が生まれ、円滑な仕事につながる」と述べた。