アルゼンチンの6月のインフレ率は5％を超え、5ヶ月連続で続いていた物価上昇率の鈍化傾向を打破すると予想されている。アナリストは同月のインフレ率の中央値を5.1％、平均値を5.2％と予想している。
同国のインフレ率は2022年12月の25.5％をピークに徐々に低下し、2023年5月には4.2％まで低下した。しかし、最新の予測では、6月はこのパターンが逆転し、4.6%から5.6%になると予想されている。
Fundacion Libertad y Progresoによると、予想されるインフレ加速の主な原因は、月8.6％の上昇を見た規制価格の高騰である。この高騰は、ガスと電気料金の調整による影響が大きい。
コンサルタント会社Orlando Ferreres y Asociadosは、インフレ上昇の主な要因は住宅費と交通・通信費であり、それぞれ約17％と11％上昇したと指摘した。また、医療費と教育費も上昇し、いずれも6％程度であった。
国の統計機関INDECは、金曜日の1900GMTに公式インフレデータを発表する予定である。
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