[18日 ロイター] - 各国オリンピック委員会連合(ANOC)は18日、ウクライナに侵攻するロシアおよび軍事同盟国ベラルーシの選手団が総会に出席することを認めると発表した。
国際オリンピック委員会(IOC)は2月、両国の選手を競技から除外するよう各競技の統括団体に勧告。一方で、両国の委員会と役員には制裁を科しておらず、ANOC理事会はIOCの方針に従う意向を示している。
ANOCは声明で「ロシアとベラルーシのNOCは現在もIOCに認められており、他のNOCと同様に総会に出席する権利がある」と述べた。
一方、ラトビア・オリンピック委員会(LOK)は17日、両国が参加した場合には欠席する意向を示しており、デンマーク、フィンランド、ポーランド、ノルウェー、スウェーデンなどの欧州諸国と共にANOCに再考するよう書簡で求めた。
総会は19─21日にソウルで開催される。