1437GMT 31日終盤
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
1日終値 前営業日終値
株 FT100 5957.82(+ 94.88) 5862.94
クセトラDAX 7184.27(+106.79) 7077.48
金 現物午後値決め 1331.50 1327.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(3月限) 98.825 (+0.010) 0.627(0.654)
独連邦債2年物 1.408(1.388)
独連邦債10年物(3月限) 123.12 (‐0.62) 3.214(3.168)
独連邦債30年物 3.683(3.631)
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<為替> 1月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値が堅調な内容
となったことを受け、ユーロが対米ドルで一時、約2カ月ぶり高値をつけた。
またムバラク大統領への退陣要求デモによる混乱が続くエジプト情勢をめぐる懸念が後
退したこともユーロを支援した。
電子取引システムEBSで、ユーロは米ドルに対し一時11月下旬以来の高値となる
1.3776ドルをつけた。
ただその後は、予想を上回る米供給管理協会(ISM)製造業景気指数の発表を受けて
ドルが買われ、ユーロ
1.3751ドルに押し戻された。
<株式> ロンドン株式市場は反発。商品(コモディティ)・銀行株が上昇をけん引し
た。過去2営業日は、エジプトの混乱拡大を受けた懸念から売られたが、この日発表され
た1月の米供給管理協会(ISM)製造業部門景気指数が2004年5月以来の高水準と
なったことで、地合いが好転した。
鉱山株<.FTNMX1770>が高い。供給が抑制されていることに加え、堅調な米経済指標に支
援され、LME銅先物
銅鉱山大手のカザキミス
れぞれ上昇。
原油価格が引き続き高値圏で推移し、エネルギー株も買われた。
BP
は行き過ぎとの見方から買われ、切り返した。
ハイテク株もしっかり。IT(情報技術)大手オートノミー
予想を上回る決算を発表した半導体設計会社ARM
銀行株<.FTNMX8350>も堅調。スタンダード・チャータード(スタンチャート)銀行
った。
欧州株式市場は欧米でこの日発表された経済指標が堅調だったことから上昇し、主要株
価指数は約2週間ぶりの高値で引けた。原油価格の上昇で石油関連株が買われたことも相
場を支援した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>終値は16.27ポイント(1.42
%)高の1159.80。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は53.18ポイント(1.80%)高
の3006.81。
北海ブレント先物
ー関連株が買われた。トタル
れ上昇した。スタトイル
エジプトの政情不安が産油国である近隣の中東諸国に広がるのではないかとの懸念がこ
のところ原油価格を押し上げている。ただ、クレディ・スイスのシニアアドバイザー、ボ
ブ・パーカー氏は「エジプトの政情不安の波及リスクは限定的だ」との見方を示し「原油
価格が急伸した場合、サウジアラビアが直ちに増産に動く」と述べた。
好調な企業業績に支援され銀行株にも買いが入り、BBVA
ンタンデール銀行
独半導体メーカーのインフィニオン
好感され、1.7%高。予想を上回る第・四半期決算を発表した英半導体設計会社ARM
<ユーロ圏債券> 欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の機能強化をめぐるうわ
さを手がかりに、周辺国債券が上昇し
た。一方、予想を上回るユーロ圏指標を受け、インフレ懸念が強まるなか、独連邦債は下
落した。
1月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は57.3と、速報値の
56.9から上方改定され、4月以来の高水準となった。
10年物のギリシャ国債
ーシスポイント(bp)縮小し、前年10月以来の低水準となる790bpとなった。
同ポルトガル国債と独連邦債の利回り格差も367bpに縮小。ユーロ圏債務危機の解
決に向けた包括的な措置をめぐり楽観的な見方が広がっている。
スペインやイタリア国債と独連邦債との利回り格差も縮小した。
トレーダーは「EFSFが各国政府から直接、国債を買い入れることを可能にするとい
う発表がなされるとのうわさが出ている」と指摘した。
4日開かれる欧州連合(EU)首脳会議では、救済基金の詳細について協議される見通
し。ただ、3月までに具体的な解決策が打ち出されることは予想されていない。
また、低迷する不動産市場に対するスペイン銀行セクターのエクスポージャーが従来予
想よりも小規模だったことが明らかになったことも、周辺国債と独連邦債の利回り格差縮
小に寄与した、とトレーダーは指摘した。
独連邦債先物3月限
インフレ懸念が圧迫したほか、エジプト情勢が終息に向かっているとの期待から、安全資
産としての独連邦債のポジションを巻き戻す動きが出た。
1月の米供給管理協会(ISM)製造業部門景気指数が前月から上昇し、04年5月以
来の高水準となったことも、独連邦債への重しとなった。
独連邦債10年物利回りは6.6bp上昇し3.696%
同2年物
[東京 2日 ロイター]