[13日 ロイター] - 女子テニスの国別対抗戦「ビリー・ジーン・キング杯」(BJK杯)に出場するウクライナ選手たちは、今週の米国戦をロシアから侵攻を受ける国民にとっての気晴らしになることを願っている。
両チームは、11月のBJK杯ファイナルの予選として米ノースカロライナ州アッシュビルで15日と16日に対戦。現在も続くウクライナ侵攻のさなかに行われる。
ウクライナのキャプテン、オルガ・サウチュックとメンバーのカタリナ・サバツカは、今年のファイナルで優勝できたら、喜んでトロフィーを自国の平和と交換したいと語っている。
サウチュックは12日、「少なくとも私たちの試合が、何か国民の気晴らしになるかもしれないと思っている」と報道陣に話した。その上で「それ(戦争を考えないこと)は不可能だろうが、少なくとも希望はある。私たちがプレーし、戦い、勝とうとすることは、とても重要なことだと思う」と述べた。