[ベルリン 29日 ロイター] - ドイツの主要4経済研究所は29日、今年の同国の経済成長予測を春時点の2.7%から1.4%に引き下げた。来年の予測は3.1%からマイナス0.4%に引き下げた。
主要4経済研究所はIFO、キール世界経済研究所(IfW)、ハレ経済研究所(IWH)、RWI経済研究所。
「ガス市場の危機がドイツ経済に深刻な影響を及ぼしている」と表明。「ガス価格の高騰でエネルギーコストが劇的に上昇しており、購買力が大幅に低下している」と指摘した。
厳冬、ガス不足、エネルギーの節約不足を想定したリスクシナリオでは、来年の経済成長率はマイナス7.9%、2024年はマイナス4.2%となる見通し。