[本日の想定レンジ]1日のNY市場は下落。
政権運営への先行き不透明感から大幅下落。
その後は米上院による税制改革案の本会議採決への楽観的な見通しから下げ幅を縮小したものの、相場を押し上げるには至らなかった。
ダウ平均は40.76ドル安の24231.59、ナスダックは26.39ポイント安の6847.59。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円安の22655円。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売りが先行しよう。
その後は5日、25日線を支持線とした底堅い相場展開が見込まれる。
先週末は23000円処から跳ね返される格好となり、陰線を形成しているものの、終日5日線を上回っての推移となった。
25日線が支持線として機能する格好で下値を切り上げ、上値は22700円近辺が抵抗として意識されるなかで煮詰まり感が台頭しており、もち合いを上放れつつある。
ボリンジャーバンドでは+1σを突破したが、バンドが収れんしているところであり、あっさり+2σレベルまで上昇。
一目均衡表では転換線、基準線から上放れつつある。
MACDは陰転シグナルが継続しているものの、緩やかに上昇してきており、シグナルとの乖離は縮小している。
利食い優勢ながらも、方向性としてはMACDの陽転接近でもち合いレンジからの上放れを意識しておきたい。
22600-22850円のレンジを想定。
[予想レンジ]
上限 22850円−下限 22600円