10日のマザーズ先物は前日比1.0pt安の925.0ptと4日ぶりに反落した。
高値は928.0pt、安値は912.0pt、取引高は1090枚。
米国と欧州の貿易摩擦懸念や、世界景気減速への警戒感高まりを背景に前日の米国市場における主要3指数が揃って下落し、ナイトセッションのマザーズ先物は軟調な動きとなっていた。
一方で、本日の日中取引においては朝方から底堅さが意識される動きが意識され、225先物が下げ渋るなかで、バイオ関連や直近IPO銘柄の一角への短期資金流入が確認されると、マザーズ先物は下げ幅を縮小する流れとなった。
週末の4月限のオプションのSQ算出日を控えた持ち高調整売りが出たことなども響いたとみられ、終値ベースでのプラス転換には至らなかった。
個別では、本日も中外薬 (T:4519)と資本業務提携を材料にオンコリス (T:4588)がストップ高比例配分となり、その他のバイオ関連銘柄にも買いが波及した。