米国10年債利回りは午後7時33分現在、前日比1.02%上がって3.087となっている。この上昇に合わせドル/円は114円を突破した。
FRBによる利上げの継続性を背景に、米国長期金利が上昇し、それにつられてドル高円安となっている。
114円は節目でもあり、上値は重くなる可能性があるが、本日11時発表のISM製造業購買担当者指数の結果次第では一気に上昇に弾みをつける可能性もある。
今週の大きな注目は、米国経済指標の中でFRBの利上げ方針に影響を与えるものが出てくるかどうか。これがないなら基調のドル高に変化はなく、円安の傾向が続く可能性が高い。
本日はカナダと米国の貿易協定合意により、米国株式市場は大きく上昇して始まるだろう。長期金利の上昇は株価にマイナス影響が出るのが普通だが、本日の米国株式市場の上昇がどこまで続くかにも注目だ。