[25日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、チェルシー所属のスペイン代表DFセサル・アスピリクエタは24日、来月開幕のワールドカップ(W杯)までに消化する試合数について「クレイジー」と語り、選手の福利が損なわれていると主張した。
チェルシーは11月20日開幕のW杯までにリーグ戦3試合、欧州チャンピオンズリーグ(CL)2試合、リーグカップ戦1試合を消化する必要がある。同クラブではすでに、フランス代表のエンゴロ・カンテがハムストリング手術でW杯欠場となり、イングランド代表のリース・ジェームズは膝の故障で出場が危ぶまれている。
アスピリクエタは記者団に対し、「選手としてW杯に行きたいが、クラブのためにベストを尽くす必要があるこの日程は難しいし、残念だ。この日程はクレイジーなので、選手は福利と引き換えにたくさん戦っている。ファンがサッカーを見たいのは理解しているので、難しい」と語った。
アスピリクエタはスペイン代表のW杯メンバーに選出される見通しで、W杯ではE組でドイツ、コスタリカ、日本と顔を合わせる。