4日の日本株市場は、米株安の流れを受けて利益確定が先行しよう。
1日の米国市場は、政権運営に対する先行き不安からNYダウ、ナスダックともに下落。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円安の22655円だった。
これにサヤ寄せする格好から幅広い銘柄に売りが先行する格好になりそうだ。
また、今週は米国の米税制改革法案の行方に左右させられる相場展開になりそうだ。
財政赤字の拡大などに与党・共和党内からも懸念が出ており、楽観視できる状況ではないものの、法案の詰めの作業が続くなか、可決となれば相場の押し上げ要因になりそうだ。
その他、今週は米経済指標の発表も多く、雇用統計に向けて良好な内容が先高観を強めるなか、翌週に控えているFOMCでの利上げは織り込んでいるものの、来年の利上げペースへの思惑につながる形で上昇基調が強まる可能性がある。
流れとしては金融セクター等に資金が向かいやすいだろう。
また、中小型株は今後12月のIPOラッシュに向かう中、短期の値幅取り狙いの商いが活発化するとみられる。
物色対象に広がりは見られていないが、足元では小売や外食など消費関連のほか、人材関連の一角といったセクターへの物色は根強い。
(村瀬智一)
1日の米国市場は、政権運営に対する先行き不安からNYダウ、ナスダックともに下落。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円安の22655円だった。
これにサヤ寄せする格好から幅広い銘柄に売りが先行する格好になりそうだ。
また、今週は米国の米税制改革法案の行方に左右させられる相場展開になりそうだ。
財政赤字の拡大などに与党・共和党内からも懸念が出ており、楽観視できる状況ではないものの、法案の詰めの作業が続くなか、可決となれば相場の押し上げ要因になりそうだ。
その他、今週は米経済指標の発表も多く、雇用統計に向けて良好な内容が先高観を強めるなか、翌週に控えているFOMCでの利上げは織り込んでいるものの、来年の利上げペースへの思惑につながる形で上昇基調が強まる可能性がある。
流れとしては金融セクター等に資金が向かいやすいだろう。
また、中小型株は今後12月のIPOラッシュに向かう中、短期の値幅取り狙いの商いが活発化するとみられる。
物色対象に広がりは見られていないが、足元では小売や外食など消費関連のほか、人材関連の一角といったセクターへの物色は根強い。
(村瀬智一)