[バルセロナ 18日 ロイター] - サッカーのフランス1部、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表FWネイマール(30)は18日、移籍を巡る不正疑惑の裁判で証言した。
ネイマールは2013年、サントス(ブラジル)からバルセロナ(スペイン)に加入。移籍金について、ネイマールの権利の40パーセントを保有していたブラジル投資会社に正当な金額を支払わなかった疑惑が持たれている。
裁判ではネイマールのほか、両親やバルセロナとサントスの代表者ら計8人が被告となっているが、全員が不正行為はなかったと主張している。
ネイマールは証言で「私は交渉に参加しなかった。父がいつも対応していたし、それは今後も同じ。私は父に言われた通りにサインする。バルセロナでプレーすることはずっと自分の夢だった」と語った。その父親も証言台に立ったが、クラブ関係者は証言していない。
スペインの検察当局はネイマールに対し、禁錮2年の刑と1000万ユーロ(約14億6000万円)の罰金処分を求めている。