こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
10/11付の「DailyOutlook」では、FA関連銘柄について考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『FA(ファクトリーオートメーション・工場自動化)関連銘柄の先陣を切り安川電(6506)が、昨日引け後に19/2期2Q(6-8月)決算を発表。
2Q実績はコンセンサスを下回り、19/2期会社予想が減額修正された(決算期変更のため参考値で営業利益は15%増→3%増)。
売上高に先行する受注高は2Qが前年同期比4%減と7四半期ぶりに減少に転じた』と伝えています。
続けて、世界的な人手不足もあり、2016年からFA関連需要は高伸長、関連銘柄の株価が上昇したことを挙げ、『だが、2018年に入り、伸長率低下とともに株価も調整している。
FA関連の懸念材料には、主要顧客の一つである半導体向け(製造装置など)と、米中摩擦に伴う設備投資全般の抑制がある。
半導体向け需要は、現在は高水準ながら2019年は減少するとの見方が広がっている(参考:9月26日付DailyOutlook「半導体設備投資関連には注意が必要」)。
一方、米中摩擦による設備投資抑制は、二国間のムードを反映したもので摩擦が緩む方向となれば早晩、投資意欲が回復する可能性が高い』と分析しています。
さらに、『株価面では、2Q決算を通して半導体向けの減少を織り込む下値を確認後、すでに織り込み済みとみられる米中摩擦について緩和を待つ姿勢で臨みたい。
FA関連では、10月29日に三菱電(6503)、ファナック(6954)、10月30日にオムロン(6645)、11月1日にキーエンス(6861)、11月7日にSMC(6273)が決算発表予定』とまとめています。
最後にレポートでは、『主要FA関連機器の出荷額推移』を紹介しています。
詳しくは10/11付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
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フィスコリサーチレポーター花田浩菜