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エネクス Research Memo(10):18年3月期は32円配予想。業績上振れの可能性高まるが成長投資案件も数多い

発行済 2018-03-16 16:16
更新済 2018-03-16 16:33
エネクス Research Memo(10):18年3月期は32円配予想。業績上振れの可能性高まるが成長投資案件も数多い
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■株主還元

伊藤忠エネクス (T:8133)は株主還元については配当によることを基本とし、その水準については配当性向30%を指針としている。


2018年3月期については前期比横ばいの年間32円配(中間配16円、期末配16円)の配当予想を公表している。
前述のように第3四半期決算は好調裡に推移したが、これまでのところ通期業績予想に変更はなく、配当についても期初予想から変更はない。


好調な第3四半期決算を受けて、弊社では通期業績の上振れの可能性は一段高まったと考えているが、その上振れ幅については上方修正の開示基準(利益については30%以上の変動)に達するほどにはならないとみている。
他方、同社は次のステージを見据えて設備投資計画を大幅に増額している。
こうした状況から、今通期の配当は現在の会社予想の線に落ちつくとみている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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