[フランクフルト 22日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は22日、ウクライナ紛争でユーロ圏の経済成長率が押し下げられるが、紛争がエスカレートしてもプラス成長は維持できるとの見通しを示した。
副総裁は会合で「このため、これまでのことろのスタグフレーションの可能性は退けられる。最悪のシナリオでも2022年の成長率は2%前後になるとみられるためだ」と述べた。
エネルギー価格の高騰で、インフレ率が過去最高水準に上昇しているが、インフレ期待が上昇し始めたり、アンカーが外れる兆候はまだないとの認識も示した。