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NY市場サマリー(21日)

発行済 2019-08-22 07:00
更新済 2019-08-22 07:06
NY市場サマリー(21日)
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[21日 ロイター] - <為替> ドルが安全資産とされる円やスイスフランに対し上昇。今週終盤に予定されるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演や主要7カ国(G7)首脳会議に注目が集まる中、世界の株価や米利利回りが上昇し、リスク選好の動きが高まった。

パウエル議長は23日、ワイオミング州ジャクソンホールでの年次経済シンポジウムで講演する。また、24─26日にフランスで開催されるG7サミットで各国の金融当局者が示す発言にも関心が集まる。

FRBはこの日、7月30─31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表。複数の参加者が50ベーシスポイント(bp)の利下げを望んでいたことが明らかになったほか、政策当局者が追加利下げを検討しているとの印象を与えたくないことで一致したことも分かった。[nL4N25H3BN]

議事要旨の公表を受け、ドルは一時上げ幅を拡大。トランプ大統領が前日、給与税やキャピタルゲイン税の税率引き下げに前向きな姿勢を示していたこともドルへの追い風となった。[nL4N25G3LY]

終盤の取引で、ドル/円は0.3%高の106.56円。

ドル/スイスフランも0.4%高の0.9820フラン。

ユーロ/ドル (EUR=)は0.1%安の1.1087ドル。

シュワブ・センター・フォー・ファイナンシャル・リサーチの債券ストラテジスト、コリン・マーティン氏は、パウエル議長がジャクソンホールの講演で、依然として7月の利下げをサイクル半ばの調整と見なしているのか、または利下げサイクル開始を示唆するのかが興味深いと指摘。「トランプ大統領の関税に関する発表を受け、FRBの見解が変化した可能性がある」と述べた。

<債券> 10年債利回りが上昇した。FRBが公表した7月のFOMC議事要旨で、2008年以来初めての利下げを決定しながらも、一段の利下げへの軌道にあるとみられることを回避する姿勢で一致していたと判明したことが背景。[nL4N24W51E]

議事要旨では、インフレ率が低過ぎるとの懸念を示した「複数の参加者が50bpの利下げを望んでいたことを示唆した」ことが分かったが、同時に追加利下げを検討しているとの印象を与えたくないとの見解で一致していたことも判明した。[nL4N25H3BN]

7月のFOMC以降、米債券市場では景気後退入りの前兆とされる2年債と10年債の利回りの逆転が発生。パウエルFRB議長が23日に行う講演に注目が集まっている。

10年債 (US10YT=RR)利回りは1.576%と、前日終盤の1.559%から上昇した。2年債と10年債の利回り格差は1bpに縮小した。前週、一時2年債利回りが10年債利回りを上回る長短金利の逆転が発生したが、その後は元に戻している。

FRBは7月に利下げを決定した際、将来的な追加利下げは必要ない可能性があるとの見解を示していたが、市場ではこうした見解に対する懐疑感が出ている。

CMEグループのフェドウオッチによると、金利先物が織り込む今後のFOMCで利下げが決定される確率は、9月が100%、10月が75%、12月が48%となっている。

<株式> ダウ平均株価 (DJI)は240ドル値上がりして終了。小売り企業の好決算に加え、7月のFOMCで大幅利下げが討議されたことが議事要旨から判明し、買いが優勢となった。

この日は小売大手ターゲット (N:TGT)とホームセンター大手ロウズ (N:LOW)の決算が好調だったことで株価は堅調に推移。ターゲットは20.4%高、ロウズは10.4%高で取引を終えた。

FRBは7月30━31日のFOMCでFF金利の誘導目標を2.00─2.25%に25bp引き下げることを決定。世界経済を巡る懸念のほか、国内インフレの低迷を理由として挙げたが、利下げサイクルの開始は示唆しなかった。[nL4N24W51E]

ただ7月のFOMC以降、トランプ大統領が対中関税第4弾を9月1日付で発動すると発表するなど、情勢は変化。市場関係者は、今回のFOMC議事要旨よりもパウエルFRB議長が23日に行う講演を重視する姿勢を示している。

個別銘柄では高級住宅建設大手トール・ブラザーズ (N:TOL)が4.5%安。受注減が嫌気された。

<金先物> FOMC議事要旨の発表を控えて、利益確定の売りが先行したものの、値頃感から買い戻され、横ばいとなった。中心限月12月物の清算値は前日比変わらずの1オンス=1515.70ドル。

議事要旨の公表を21日午後に控えて、市場では 早朝からひとまず利益を確保する動きが活発化。FRBが10年7カ月ぶりに利下げを決定した前回会合の議論内容を見極めたいとの思惑が台頭していた。

ただ、売り一巡後は安値拾いやポジション調整の買いが入り、下げ幅を縮小。FRBによる追加利下げ観測が金利を生まない資産である金塊を引き続き支援しているほか、世界景気の先行き懸念もなお下支え要因となっている。この日も下値は堅く、心理的に重要な節目である1500ドル台を維持した。12月物は8月に入って、清算値ベースで5.42%(77.90ドル)上昇している。

<米原油先物> 朝高後、米エネルギー情報局(EIA)の在庫週報などを受けて売られ、下落した。 この日から中心限月に繰り上がった米国産標準油種WTI10月物の清算値は前日比0.45ドル(0.80%)安の1バレル=55.68ドル。11月物は0.31ドル安の55.49ドルとなった。

内戦下のイエメンでイランの支援を受けている反政府武装組織フーシ派はこの日、系列メディアを通じ、南西部ダマール県上空で20日夜に米軍の無人機MQ9をミサイルで撃墜したと明らかにした。また、イランのロウハニ大統領は同国の石油輸出が完全に制限されれば「これまでのような国際水路の安全は望めなくなる」と発言。米イラン間の緊張が高まる中、原油は買いが先行した。

ただその後発表されたEIA週報によると、最新週の原油在庫は前週比270万バレル減と、市場予想の190万バレル減を上回る取り崩し。一方、ガソリン在庫は30万バ レル増、ディスティレート(留出油)在庫も260万バレル増と、それぞれ予想の20万バレル増、30万バレル増を上回る積み増しだった。これを受け、原油相場は徐々に売りが優勢となった。また、外国為替市場でドル高・ユーロ安基調が継続し、ドル建てで取引される原油に割高感が生じたことも相場を下押しした。

ドル/円 NY終値 106.61/106.64

始値 106.43

高値 106.64

安値 106.36

ユーロ/ドル NY終値 1.1083/1.1087

始値 1.1101 (EUR=)

高値 1.1107

安値 1.1082

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 103*29.00 2.0744% (US30YT=RR)

前営業日終値 104*20.00 2.0430%

10年債(指標銘柄) 17時05分 100*10.00 1.5910% (US10YT=RR)

前営業日終値 100*19.50 1.5590%

5年債(指標銘柄) 17時05分 101*10.00 1.4735% (US5YT=RR)

前営業日終値 101*16.50 1.4310%

2年債(指標銘柄) 17時05分 100*10.63 1.5754% (US2YT=RR)

前営業日終値 100*14.38 1.5140%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 26202.73 +240.29 +0.93 (DJI)

前営業日終値 25962.44

ナスダック総合 8020.21 +71.65 +0.90 (IXIC)

前営業日終値 7948.56

S&P総合500種 2924.43 +23.92 +0.82 (SPX)

前営業日終値 2900.51

COMEX金 12月限 1515.7 ‐0.0

前営業日終値 1515.7

COMEX銀 9月限 1715.1 +0.3

前営業日終値 1714.8

北海ブレント 10月限 60.30 +0.27 (LCOc1)

前営業日終値 60.03

米WTI先物 10月限 55.68 ‐0.45 (CLc1)

前営業日終値 56.13

CRB商品指数 170.9087 +0.0137 (TRCCRB)

前営業日終値 170.8950 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20190821T215906+0000

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