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NY市場サマリー(31日)

発行済 2019-11-01 07:46
更新済 2019-11-01 07:49
NY市場サマリー(31日)
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[31日 ロイター] - <為替> 米連邦準備理事会(FRB)が前日の利下げに続き今後も緩和を続けるのか見極めようとする動きが出る中、ドル指数が10日ぶりの安値を付けた。ユーロ圏の経済成長率が予想を上回ったこともドルの押し下げ要因となった。

米中貿易戦争の着地点が見えない中、市場では米経済の減速が引き続き懸念されている。フィデリティ・インターナショナル(ロンドン)のポートフォリオ・マネジャー、テイム・フォスター氏は「新たな文言からFRBが選択肢を残そうとしていることが読み取れる。これによりデータに依存するモードに逆戻りした」と指摘。「ただ状況次第でFRBの選択肢は狭められた可能性もある」と述べた。

米中通商協議を巡ってはブルームバーグが、中国はトランプ米大統領と長期的で包括的な通商合意を結べるのか疑問視していると報道。これを受け米中通商合意への期待がしぼみ、安全通貨とされる円は2週間ぶり高値を更新した。

<債券> 2年債と10年債利回りの下げ幅が8月5日以来の大きさになった。米中通商懸念や米連邦準備理事会(FRB)による前日の追加利下げが背景。

PGIMフィクスト・インカムの首席投資ストラテジスト、ロバート・ティップ氏は、FRBが利下げ休止のシグナルを出す場合、通常2年債利回りは安定化すると指摘。ただ、「世界中を見て資金の投資先を考えたとき、2年債は非常に魅力的だ」とし、なお投資妙味があると述べた。

2年債と10年債の利回り格差は16.2bpで、前日の17.2bpから低下。イールドカーブのフラット化は、FRBの利下げ休止が早すぎる可能性があるという市場の見方を示している。

<株式> 反落。アップル (O:AAPL)やフェイスブック (O:FB)が前日発表した四半期決算は好調な内容だったが、米中通商合意を巡る不透明感が重しとなった。

通商合意を巡り相反する情報が飛び交う中、市場では警戒感が高まった。ブルームバーグは、中国がトランプ米大統領と長期的で包括的な通商合意を結べるか疑問視していると報じた。トランプ大統領はその後、米中が「第一段階」の貿易協定の署名に向け、新たな開催地を近く公表すると述べた。

過去3営業日で2回、終値で最高値を更新していたS&P総合500 (SPX)は反落。しかし、下落は過去7営業日で2日目と、なお底堅い動きとなっている。

スレートストーン・ウエルスのシニア市場ストラテジスト、ケン・ポルカリ氏は「この日の下げは懸念すべき動きではない。ここ2週間ほどの上昇を受けた一服商状と考えられる」と述べた。

<金先物> ドル安・ユーロ高に伴う割安感などから買いが優勢となり、続伸した。12月物は中心限月の清算値ベースでは9月26日以来約1カ月ぶりの高値となった。

米連邦準備理事会(FRB)は30日、政策金利の0.25%引き下げを決定。外国為替市場では、長期金利の低下を受けてドル安・ユーロ高が進行し、ドル建てで取引される金などの商品に割安感が広がった。金利低下は物価上昇を促すとの思惑も金買いを促し、一時1516.70ドルまで上昇した。

<米原油先物> 中国経済減速に伴う需要減退懸念から4日続落した。

中国国家統計局が31日発表した10月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は景気の拡大・縮小の節目である50を6カ月連続で下回り、今年2月以来の低水準となった。米中貿易摩擦の長期化で景況感の一段の悪化が鮮明となり、エネルギー需要の減退懸念から下落した。

ドル/円 NY終値 108.02/108.05

始値 108.27

高値 108.32

安値 107.94

ユーロ/ドル NY終値 1.1150/1.1154

始値 1.1154 (EUR=)

高値 1.1164

安値 1.1132

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 101*21.50 2.1734% (US30YT=RR)

前営業日終値 99*17.00 2.2720%

10年債(指標銘柄) 17時05分 99*14.00 1.6875% (US10YT=RR)

前営業日終値 98*15.00 1.7960%

5年債(指標銘柄) 17時05分 99*29.25 1.5179% (US5YT=RR)

前営業日終値 99*11.00 1.6370%

2年債(指標銘柄) 17時05分 99*30.38 1.5259% (US2YT=RR)

前営業日終値 99*23.88 1.6300%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 27046.23 -140.46 -0.52 (DJI)

前営業日終値 27186.69

ナスダック総合 8292.36 -11.62 -0.14 (IXIC)

前営業日終値 8303.98

S&P総合500種 3037.56 -9.21 -0.30 (SPX)

前営業日終値 3046.77

COMEX金 12月限 1514.8 +18.1

前営業日終値 1496.7

COMEX銀 12月限 1806.7 +20.0

前営業日終値 1786.7

北海ブレント 12月限 60.23 ‐0.38 (LCOc1)

前営業日終値 60.61

米WTI先物 12月限 54.18 ‐0.88 (CLc1)

前営業日終値 55.06

CRB商品指数 176.8933 ‐1.4190 (TRCCRB)

前営業日終値 178.3123 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20191031T224600+0000

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