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NY市場サマリー(7日)

発行済 2019-11-08 07:14
更新済 2019-11-08 07:17
NY市場サマリー(7日)
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[7日 ロイター] - <為替> 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対円で5カ月超ぶり高値に上昇。スイスフランに対しても3週ぶり高水準を付けた。米中の通商合意への期待が背景。

中国商務省の高峰報道官は7日の会見で、両国がここ2週間の間に、貿易戦争の過程で発動した追加関税を段階的に撤廃することで合意したと明らかにした。

この報道を受けリスク選好度が高まり、安全資産の円やスイスフランに対するドル相場だけでなく、豪ドルやカナダドルなど資源通貨も押し上げられた。

ケンブリッジ・グローバル・ペイメンツの首席市場ストラテジスト、カール・シャモッタ氏は「市場は完全にリスクオンモードだ。米中通商合意の公算が高まれば、米企業が直面する逆風が減ることから米経済にプラスとみられている」と指摘。このため、円やスイスフランが売られる反面、高利回り資産に向かう動きが見られていると話した。

終盤の取引でドルは対円で109.33円。一時は5カ月超ぶり高値の109.48円まで上昇した。対スイスフランでも0.3%高の0.9956フランで、3週間ぶり高値を付けた。

<債券> 米金融・債券市場では国債利回りが3カ月ぶりの水準に上昇した。米中が通商協議の「第1段階」の合意の一環として貿易戦争の過程で発動した追加関税を段階的に撤廃することで合意したと伝わったことで、安全資産とされる国債に売りが出た。ただ売りはテクニカル要因で増幅された面もあった。

中国商務省の高峰報道官は7日の会見で、中国と米国がここ2週間の間に、双方が貿易戦争の過程で発動した追加関税を段階的に撤廃することで合意したと表明。米政府高官も同日、匿名を条件に、第1段階の合意の一環として撤廃が計画されていることを確認した。

キャンター・フィッツジェラルド(ニューヨーク)の金利ストラテジスト、ジャスティン・レデラー氏は「米中通商協議の着地点について、世界中が注目している」と指摘。米中の関税措置が世界的な景気減速の要因になっているため、関税撤廃はリスク選好度の大幅な上昇につながる可能性がある。ただ米中は合意にはまだ至っていない。

アナリストはこの日の取引で米国債が大きく売られ、利回りが上昇したことについて、利回りがテクニカルな抵抗線を超えたためと指摘。BMOキャピタルマーケッツ(ニューヨーク)の金利ストラテジスト、ジョン・ヒル氏は「この規模の売りを正当化するような新たなニュースはなかった」とし、「主要なテクニカルな節目が何度も突破され、売りが売りを呼ぶ状況となった」と述べた。

10年債 (US10YT=RR)利回りは一時1.973%と、8月1日以来の水準に上昇。その後は1.942%に戻した。前日終盤は1.812%だった。市場関係者は、9月に付けた高水準の1.908%を突破した後に上昇が加速したとしている。

<株式> 米国株式市場は上昇し、ダウとS&P500が終値で最高値を更新した。米中が発動済みの追加関税を段階的に撤廃する方針で一致したと伝わり、安心感が広がった。ただ、その後の報道で合意に不透明感が生じ、上値は抑制された。

中国商務省の高峰報道官は7日の会見で、中国と米国がここ2週間の間に、双方が貿易戦争の過程で発動した追加関税を段階的に撤廃することで合意したと明らかにした。

また、中国国営の新華社は、中国政府が鶏肉の輸入制限解除を検討していると報じた。

ただ、その後に追加関税の段階的撤廃には、ホワイトハウス内や外部の顧問から反対論が出ており、最終決定は下されていないとのロイターの報道を受け、主要株価指数は午後の取引で上げ幅を削った。

アラン・B・ランツ・アンド・アソシエーツのプレジデント、アラン・ランツ氏は「相場が最高値にある状況で少しでも不透明感が浮上すれば、利食い売りが出やすい」と話した。

金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米中貿易摩擦の緩和期待が膨らむ中、安全資産としての需要が減退し、反落した。

中国商務省の高峰報道官は7日の記者会見で、米中両国が「協議の進み具合に合わせ、追加関税を段階的に撤廃することに同意した」と発言。これをきっかけに、「第1段階」合意文書の署名実現に向けた交渉がまとまりつつあるとの期待が広がり、この日は世界的に株価が上昇、一方で金塊など安全とされる資産には売り圧力がかかった。

<米原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米中貿易協議の進展期待が広がる中、反発した。

中国商務省の高峰報道官は7日、両国がこれまでの交渉で「協議の進み具合に合わせ、追加関税を段階的に撤廃することに同意した」と明らかにした。世界の経済成長やエネルギー需要の重しとなっている米中貿易摩擦の緩和期待が台頭し、相場の支えとなった。

ドル/円 NY終値 109.27/109.30

始値 109.10

高値 109.48

安値 109.10

ユーロ/ドル NY終値 1.1049/1.1050

始値 1.1078 (EUR=)

高値 1.1083

安値 1.1037

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 96*20.00 2.4094% (US30YT=RR)

前営業日終値 98*31.50 2.2970%

10年債(指標銘柄) 17時05分 98*12.00 1.9295% (US10YT=RR)

前営業日終値 99*14.00 1.8120%

5年債(指標銘柄) 17時05分 98*27.25 1.7418% (US5YT=RR)

前営業日終値 99*12.75 1.6260%

2年債(指標銘柄) 17時05分 99*20.88 1.6794% (US2YT=RR)

前営業日終値 99*25.38 1.6070%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 27674.80 +182.24 +0.66 (DJI)

前営業日終値 27492.56

ナスダック総合 8434.52 +23.89 +0.28 (IXIC)

前営業日終値 8410.63

S&P総合500種 3085.18 +8.40 +0.27 (SPX)

前営業日終値 3076.78

COMEX金 12月限 1466.4 ‐26.7

前営業日終値 1493.1

COMEX銀 12月限 1701.0 ‐58.8

前営業日終値 1759.8

北海ブレント 1月限 62.29 +0.55 (LCOc1)

前営業日終値 61.74

米WTI先物 12月限 57.15 +0.80 (CLc1)

前営業日終値 56.35

CRB商品指数 180.9813 +0.4681 (TRCCRB)

前営業日終値 180.5132 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20191107T221358+0000

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