ウクライナ疑惑の弾劾裁判が終了し、トランプ米大統領の“強権”ぶりがあらわになっている。疑惑をめぐって自身に不利な証言をした証人への報復人事を実行したほか、ロシア疑惑に関する刑事裁判の量刑に“口出し”し、「権力の乱用」だとして野党・民主党だけでなく、政権内部などからも反発の声が出ている。弾劾裁判を無罪評決で切り抜けたのもつかの間、トランプ氏は新たな問題を自ら引き起こしつつある。
ウクライナ疑惑の弾劾裁判が終了し、トランプ米大統領の“強権”ぶりがあらわになっている。疑惑をめぐって自身に不利な証言をした証人への報復人事を実行したほか、ロシア疑惑に関する刑事裁判の量刑に“口出し”し、「権力の乱用」だとして野党・民主党だけでなく、政権内部などからも反発の声が出ている。弾劾裁判を無罪評決で切り抜けたのもつかの間、トランプ氏は新たな問題を自ら引き起こしつつある。