中国税関総署広東分署によると、広東省の7月の貿易総額は前年同月比10.9%増の6737億4000万元(約10兆3220億円)で、そのうち輸出額は同17%増となった。今年1~7月では、貿易総額が前年同期比4.3%減の3兆7300億元で、減少幅は1~6月から2.8ポイント縮小した。7月は主要相手先国・地域全てとの貿易額が前年同月比で増加しており、増加率は東南アジア諸国連合(ASEAN)が14%、米国が28.3%、香港が5.6%、欧州連合(EU)が8.7%、台湾が17.5%、日本が6.8%、韓国が3.1%だった。7月の輸出で大幅に増えたのは防疫物資と「在宅経済」商品で、(マスクを含む)繊維製品が同…