政府は17日、令和2年1月に発効した日米貿易協定に基づき、米国産牛肉を対象に今月18日から「セーフガード(緊急輸入制限=SG)」を発動することを決定した。2年度の累計輸入量が、SGを発動する上での基準を超過したため。4月16日までの30日間、関税率を現在の25・8%から、日米協定発効前の38・5%に引き上げる。政府は米国との間でSG発動基準を協議するが、今年1月に発足したばかりのバイデン米政権の出方が注目される。
政府は17日、令和2年1月に発効した日米貿易協定に基づき、米国産牛肉を対象に今月18日から「セーフガード(緊急輸入制限=SG)」を発動することを決定した。2年度の累計輸入量が、SGを発動する上での基準を超過したため。4月16日までの30日間、関税率を現在の25・8%から、日米協定発効前の38・5%に引き上げる。政府は米国との間でSG発動基準を協議するが、今年1月に発足したばかりのバイデン米政権の出方が注目される。